オートクオンツ研究所

家のPCで投資を全自動化する — タスクスケジューラ実践ガイド

2026-08-06・解説記事

当ラボのシステムは、クラウドサーバーを1円も使わず、家庭用Windows PCのタスクスケジューラだけで毎日全自動で動いています。実際に稼働中の構成をそのまま解説します。プログラムの中身ではなく「毎日確実に動かす仕組み」の話なので、自動化したい対象が家計簿でも語学学習でも応用できます。

全体像:時刻で役割を分ける

当ラボの実際のスケジュールです。

時刻タスク役割
毎日 07:30売買判定前日までのデータで判定し、注文を準備
毎日 08:25記録の公開実績から記事を自動生成してサイト更新
毎日 16:30日次精算当日の結果を記録
日曜 09:05健全性監査データ品質・異常の自動チェック

ポイントは「1つの巨大タスク」ではなく「小さいタスクを時刻で直列に」並べること。どれか1つが失敗しても、他は生き残ります。

手順1: 実行内容をバッチファイルにまとめる

タスクスケジューラから直接プログラムを呼ぶと、作業フォルダやログの扱いで事故が起きがちです。必ず`.bat`を1枚かませます。

ログがないと「昨日動いたのか」すら分からなくなります。自動化の価値の半分はログです。

手順2: タスクスケジューラに登録する

コマンド1行で登録できます(管理者PowerShell)。

`schtasks /Create /TN "タスク名" /TR "C:\フォルダ\実行.bat" /SC DAILY /ST 07:30`

画面から作る場合は「基本タスクの作成」で毎日・時刻・プログラムの起動を選ぶだけです。

手順3: 失敗前提で設計する(ここが本番)

よくある失敗

まとめ

全自動化の本質は高度なプログラムではなく、失敗しても壊れない地味な設計です。当ラボはこの構成で売買から記事公開までを無人運転しており、その結果はすべて検証ジャーナルで公開しています。

※本記事はPC自動化の技術解説であり、投資助言ではありません。自動売買を行う場合は、証券会社の規約と自己責任の範囲を必ず確認してください。

関連記事

解説記事予測で勝つより制度で勝つ方が確実だった — 検証して分かった順序の間違い
2026-08-06
解説記事株のリターンは「夜」に生まれている — 日中と夜間の分解、15年の実測
2026-08-06
解説記事教科書のモメンタム投資を15年実測したら、思ったより地味だった話
2026-08-06
本サイトは投資助言ではなく、自動売買システムの検証記録と一般的な金融教育情報の提供を目的としています。掲載する実績にはペーパートレード(仮想売買)を含み、将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。